第64回税理士試験雑感その2

  • 2014.08.12 Tuesday
  • 16:25
満点 前回に引き続き、第64回税理士試験の内容について好き勝手にぐだぐだと語ってみようと思います。

 今回は8月6日に行われた法人税法・相続税法・所得税法について。これらの科目には多くの受験生が苦しめられているかと思います。特に、大学院等による免除制度を活用しない限り、法人税法か所得税法いずれかは選択必須科目であるため、ボリュームが多いからといって逃げるわけにはいきません。高い壁をぜひ乗り越えてもらいたい。





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【法人税法】
法人税法といえば、数ある税理士試験の科目の中でも、最も試験委員の特色が出やすい科目であると思います。基本的に試験委員は3年が任期となるため、2年目・3年目は試験委員の特徴をつかむというのも立派な試験対策になります。が、今年は永橋試験委員の1年目。前試験委員の上西左大信先生は別表四を中心とせず個別問題の集合体という問題形式が特徴でしたが、今年からどうなったのか、個人的にも注目してました。
結果・・・どうやら、受験生にとっては阿鼻叫喚の問題だったようで・・・。新しい試験委員の1年目というのは難しいものだなぁと改めて感じました。解答用紙が独特で、各科目について計算過程を示したうえで加算・減算・あるいは調整不要の理由などを回答欄に記載させた上、別表四の作成も要求。どこまで書いたらいいのかすごくわかりづらいフォームだったと思います。さらに問題文も資料が非常に読み取りづらかったようですね。
一方、理論は、まだとっつきやすかったのかな、と思います。問2では連結納税という薄い論点をついてきたので捨て項目としてた人には厳しい結果となったでしょうが、問1のような判例を前提とした問題は今後も出題されるでしょうから、知ってる知らないではなく、理論構築した取り扱いを自分の言葉で説明できるようにならないとこの科目は突破できないと思います。


【相続税法】
今回の理論問題は、問1はベタ書きだし、問2も事例問題ではあるものの規定を書かせる問題があるということで、かなり高得点の争いになりそう。柱を一つ落とすだけでも危険信号ではないかと。
計算問題については、まぁ標準といえば標準的な問題なのではないでしょうか。取引相場のない株式は最近はやりの評価会社の各資産の帳簿価格と相続税評価額を書かせる形式で、かなり時間のかかる問題のようで、時間との兼ね合いでどこまで手を出すのかというところ。宅地の中では容積率の異なる宅地が出ましたね。近年、難易度の高い宅地評価の問題がひとつは出題されますが、そろそろネタ切れではないかと思います。来年以降受験される方は、必ず試験前に財産評価基本通達の宅地ところを一読しておくべきだと思います。専門学校で対策しておらずまだ本試験未出題項目が狙われる可能性は高いです。


【所得税法】
理論は2題構成ですが、両問とも対比・比較という形式の問題でした。こういう問われ方の時は、単に暗記した理論を書くだけではなく、時に自分の言葉で共通の取り扱い・異なる取り扱いについて述べる必要があったりと、結構得手不得手が分かれるのではないかと思われます。
計算については、社会保険診療報酬にかかる概算経費とか、ストックオプションの発行法人に対する譲渡の取り扱いとか、そういったところがメイン論点でしょうか。難易度は情報不足のためわかりかねますが、解答用紙としては標準的な出題形式ではあったようですね。あと、これは昨年からですが、復興特別所得税が絡んでくるとやっぱりめんどくさいですね(^^;)



そんなこんなで、第64回税理士試験雑感でした。実際試験問題を目にする機会がありましたらこの感想も変わるかもしれませんね。また、その他の科目については私自身受験経験がないので語ることはできません。あしからず。
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